畑や田んぼをされていたら被害に遭わないまでもモグラのトンネルなどを見つける事もしばしばありますよね。
今日はモグラの被害に遭わないように対策とグッズについてご紹介したいと思います。
実は一言でモグラ(もぐら)といえど日本だけでもたくさん生息しているモグラ(もぐら)君
この距離で見るとまぁ…かわいいかな?ってフォルムですよね
手が少しアレですが穴掘りが大好きでどこかに身体が触れておかないと
パニックになってしまったりとかなり心配性で引っ込みキャラのモグラ(モグラ)君です。
目次
モグラ(もぐら)の種類
アズマモグラ
生息地域
本州(中部以北のほか、紀伊半島、広島県などに孤立小個体群)・四国(剣山・石鎚山)・小豆島・粟島(新潟県)低地の草原や農耕地から山地の森林に生息してます。
特徴
主に東日本に分布する日本固有種。
短い尾を持つ生息する環境により大きさが異なる
絶滅危惧I類(大阪府)
絶滅危惧II類(愛知県)
準絶滅危惧(京都府・鳥取県・広島県・香川県)
コウベモグラ
生息地域
本州(中部以南)・対馬・種子島・屋久島・隱岐など
アジア大陸
平地から山地まで広く生息
特徴
西日本に棲息する大型種で、アジア大陸にも分布。
1つのトンネルを縄張りにして生活をする。
サドモグラ
生息地域
本州(中部以南)・対馬・種子島・屋久島・隱岐など
アジア大陸
平地から山地まで広く生息
特徴
日本固有種
準絶滅危惧(NT)
越後平野に生息する種はエチゴモグラとも呼ばれる(絶滅危惧IB類(EN))
センカクモグラ
生息地域
尖閣諸島
特徴
日本固有種
絶滅危惧IA類(CR)
生息数は非常に少なく、存続が危ぶまれている。
ミズラモグラ
生息地域
本州(青森県~広島県)
低山帯から高山帯までの森林に生息
特徴
日本固有種
準絶滅危惧(NT)
本州からしか発見されておらず、棲息数は少ないです。
ヒミズ
生息地域
本州・四国・九州
低山帯の森林や草原の落ち葉の下に生息
特徴
日本固有種モグラに比べ小型、長い尾を持つ。
落ち葉や腐食層に浅いトンネルを掘り、夜間には地表も歩き回る、半地下性の生活を営んでます。
ヒメヒミズ
生息地域
本州・四国・九州・淡路島・小豆島・対馬・隱岐など
標高の高い山地に生息
特徴
日本固有種
頭胴長70~84ミリ、非常に小型。
はっきりしたトンネルは掘らず、落ち葉の下などで単独で生活してます。
一言にモグラといえど意外といっぱい種類いますよね笑
あと上記でも記載しましたが絶滅危惧種に認定されてる地域もあります。
絶滅危惧種の種類はこちら
※絶滅危惧種について(環境省レッドデータブック) 絶滅危惧IA類(CR)・・・ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種 絶滅危惧IB類(EN)・・・IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種 準絶滅危惧(NT)・・・現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に 移行する可能性のある種 地方公共団体や学術団体が発行するレッドデータブックでは、表記が異なる場合があります。 |
都市開発などの影響で森や田畑がどんどんなくっている影響でめっきり個体数が減ってしまっているのが現状です。
しかし、せっかく手間暇をかけて作った畑の畝(うね)にトンネルを掘られたり
はたまた作った農作物を食べられたりとこちらに被害が出てしまっては困ります。
ここからはモグラ(もぐら)の被害に遭わない為の対策をご紹介していきます。
もぐら(モグラ)の対策方法
まず、モグラ(もぐら)君の居所を突き止めなければいけません。
モグラ塚を探す
モグラは巣を作るために掘り出した土を地上に押し上げ、モグラ塚を作ります。
モグラ塚は地表に土が盛られた形で現れるため、見つけやすいです。
地面の盛り上がりを探す
モグラが浅い地中を掘り進む際、地面が少し膨らんだ形又はひびが入った状態になります。
主に塀などの障害物に沿った場所や、田畑の畦(あぜ)や畝(うね)に見られます。
本道、支道を確認する
上記の場所を掘ると、トンネルが見つかりますが、トンネルが頻繁に通る道(本道)か、めったに通らない道(支道)なのかを見分ける必要があります。
本道と支道を見分けるには、トンネルを埋めて地面を平らにします。モグラは本道が崩された場合、修復する習性があるので、再びトンネルが出来上がります。
本道は雨をしのげる塀や石の下、畑の境、支道は草木の根元、畑の中に多い傾向がある
このような方法でモグラ(もぐら)の所在を突き止めら後は対策を行なっていきます。
モグラ(もぐら)の対策について
1、臭いで追い払う
もぐらの発達した嗅覚を利用し、臭いを発する忌避剤を巣や被害の出る場所に置くことでモグラを別の場所に移動させます。 忌避剤を地面に置くタイプ、直接巣穴に差し込むタイプ、直接巣穴に噴射するスプレータイプがあります。
地面に置く忌避剤は、水田の場合は畦に、畑の場合は畝に一定間隔(約2m間隔)で設置します。(忌避剤により間隔は異なります。)
雨や水が掛かると効果が薄れる場合があります。
被害を防ぎたい場所の中心部から徐々に外側に設置すると追い払いやすくなります。
地面に埋めるタイプは、本道に設置すると効果的です。
2、音波で追い払う。
もぐらの発達した聴覚を利用し、モグラの苦手な音波を出し、別の場所に追い払います。
音波の発生装置を本道に差し込みます。
土質や土の中の障害物により、音が伝搬しにくい場合があります。
設置後、モグラが逃げ場を探すため、活発に動く場合があります。
被害を防ぎたい場所の中心部から徐々に外側に設置すると追い払いやすくなります。
3、捕獲する捕獲器を本道に設置し、進入したモグラを捕獲します。
モグラは匂いに敏感で、いつもの土の匂いとは違う捕獲器の素材や人間の匂いに違和感を感じ、捕獲器を避けて穴を掘る場合があります。 設置の際は手袋をして、捕獲器を土にこすり付けて設置します。捕獲器の中にミミズを入れると、警戒心が弱まり捕獲しやすくなります。
大きく分けて3種類の対策方法なのですが、3番は少し注意が必要です。
最初に記載したように絶滅危惧種認定を受けている地域では、無許可で捕獲等を行うと
罰せらる可能性もあります。またもし、捕獲された場合は殺処分ではなく
遠く離れた山に返すなどの措置を取りましょう。
3つの対策方法で最も簡易的で効果のでやすい超音波での対策方法です。
無害で土に埋めるだけで効果的で手間が掛からず、また薬などと違い作物への被害もありません。
また下のモグランという対策グッズなら効果が出なれば100%返金補償もついており
無駄な費用をかける必要もありませんので、一度試す価値はあります。
「またやられたか・・・・」
私はこれまで幾度と畑を荒らすモグラと戦ってきました。
対策をするために、市販で忌避剤を買って撒いてみたり、煙玉を穴にいれて炊いてみたり、ニンニクを置いてみたり、モグラに食べさせる目的でガムを置いてみたり、風車をさしてみたり、彼岸花を植えてみたり、捕獲器を使って捕まえようともしましたが、捕まえることができず、途方に暮れていました。
その後も、モグラの被害は後を立たず、作物は育たない、畑は荒れた状態、
悲しみとモグラには強い憎しみが募っていきました。
時間と労力だけが奪われていき、そんな中で出会ったのが「モグラン」でした。
音と振動でモグラを追い出すという一見、風車と機能は変わらない気もしましたが、
風がない場合でも変則的に作動し続けるようでした。
効果の可能範囲が広かったため、試しに使ってみた結果、
それ以来、ボコボコしたモグラのトンネルがピタリと止まったのです。
これには本当に驚かされました。ここ数年、さまざまな対策をしてもおさまらなかった被害が設置して1ヶ月ほどでおさまったのです。
高低差のある私の畑では、効果が今一つ現れにくいのが原因なのかと思っておりましたが、
本当に設置してよかったと思います。
今この感謝のメッセージを書いているのは、設置してから半年経っております。
今年は台風が多かったため、畑の水害も多少はありましたが、モグランを設置していなかったと思うとゾッとします。
水の勢いで土が流されて畑が台無しになってしまっていたかもしれません。
今では作物の元気に育ち、快適な暮らしを送れております。
モグランにはこれからも引き続き我が家の畑を守ってもらいます。
本当に助かりました。心から感謝しております。
※個人の感想であり、効果には個人差があります。