ドイツの自動車メーカーAUDI(アウディ)より電気自動車のe-tron(イートロン)が続々と誕生しています。
AUDI(アウディ)といえばドイツの自動車メーカーのメルセデスベンツやBMWと並ぶ御三家と称されるほど完成度が高い自動車メーカーです。
そんなアウディの電気自動車のモデルがe-tron(イートロン)です。
今回はそんなAUDI(アウディ)のe-tron(イートロン)について簡単に解説していきたいと思います。
目次
そもそも電気自動車(EV)ってなに?
最近よく「電気自動車がお得」とか「これからは電気自動車だ。」
って聞きます。
まずはAUDI(アウディ)のe-tron(イートロン)について説明する前に、かんたんに電気自動車(EV)について解説します。
電気自動車の種類について
電気自動車(EV)と言っても実はいろんなタイプの電気自動車があります。
全て広い意味での電気自動車です。その上でそれぞれに特徴があります。
電気自動車(BEV)はバッテリーのみで動く車のことを言います。そのためガソリンを入れるのと同じように充電をする必要があります。当然、充電が切れると走れなくなります。
車種の例:AUDI「e-tron」、BMW「i3,i8」、Nissan「リーフ」、テスラなど
燃料電池車(FCV)主にトヨタが開発している水素で走る車で地球環境に最も負荷が少ない車とも言われます。日本国内ではMIRAIのみの販売で水素ステーション(ガソリンスタンドの水素版)も多くなく一般家庭向けではありません。
車種の例:トヨタ「MIRAI」など
ハイブリッド車(HV)日本国内でも多くの販売台数があり、ガソリンエンジとモーターを組み合わせた車です。ガソリン車に比べて燃費が良かったり、パワーがあるのが特徴です。
車種の例:トヨタ:「プリウス、アクア」、レクサス「LS500h」、ホンダ「フィットハイブリット」など
プラグインハイブリッド車(PHEV)ガソリンエンジを搭載している電気自動車です。ガソリンでも走行する事もできますし、電気で走る事もできます。
車種の例:トヨタ「プリウスPHEV」、三菱「アウトランダーPHEV」など
現在いろいろな種類の電気自動車をいろんな自動車メーカーが出しています。
今回ご説明するのは電気自動車(BEV)についての解説です。
そもそも電気自動車が注目されている理由について
電気自動車が注目されている理由は世界全体で、ガソリンエンジンなどから排出されるCO2を削減し、「カーボンニュートラルな社会の実現」に向けて、CO2を排出しない自動車である「電気自動車」を推進していく流れになったからです。
電気自動車は、内燃機関(エンジン)を搭載している車より電気で動く車の方がCO2を出さないのでEUを中心に政界全体で現在開発が進められています。
e-tronとは
e-tron(イートロン)とは自動車会社AUDI(アウディ)の電気自動車のラインナップの全てを指します。
AUDI(アウディ)には色々な電気自動車がありますがその全てにe-tron(イートロン)という名前がついてます。。
AUDI(アウディ)とは
AUDI(アウディ)は世界最大の自動車メーカーグループのフォルクスワーゲングループに属しているメーカーです。そのグループ内でも「先進性」を追求しているブランドです。
e-tornにはどんな車があるの?
e-tron(イートロン)の一番の特徴はその加速力です。
加速力がもの凄く凄まじく、「隣に乗っている人が気分が悪くなる程」とレビューしている人がいるくらいです。
内装もアウディらしく高級感に溢れていて、特に運転席はコックピットのように先進性に富んでいる。
e-tron(イートロン)の車種についてご紹介したいと思います。
既に発表されているe-tron(イートロン)は以下のとおりです。(2022年現在)
- ・Q4 e-tron
- ・Q4 e-tronスポーツバック
- ・e-tron
- ・e-tronスポーツバック
- ・e-tron GT
この幅広い選択肢の中から電気自動車を選ぶことができます。
また、AUDI(アウディ)は2025年までに30種の電気自動車を発売すると発表しています。
Q4e-tronとQ4e-tronスポーツバック
Q4e-tronとQ4e-tronスポーツバックはプレミアムコンパクトSUVです。
形状はQ4eーtron(イートロン)は基本に忠実なSUVです。スポーツバックは広報が低く滑らかなに弧を描くシルエットになっており上質感を演出しています。
e-tron(イートロン)とe-tron GTスポーツバック
e-tronはQ4より一回り大きいサイズになっています。
その分室内空間は広くなっていますが、金額も高くなります。
走行性能も十分に向上していますのでうっとりする程、官能的な乗り心地です。
e-tron GTはもはやスーパースポーツカーです。
空気抵抗をギリギリまで抑え電気自動車の走行性能と車体の軽量化をしています。
しかし、車体したにバッテリーを敷き詰めることにより高速コーナリング時や緊急回避時に車体の安定性能はガソリン車を凌駕しています。
e-tron(イートロン)の車種の比較
以下はe-tron(イートロン)搭載車の比較になります。
車種 | 最高出力 | 全長×全幅×全高 | 航続可能距離 | 金額 |
Q4e-tron | 150ps | 4588×1865×1632 | 576km | 599万円〜 |
Q4スポーツバック e-tron | 150ps | 4588×1865×1614 | 576km | 688万円〜 |
e-tron | 230ps-370ps | 4900×1935(1975)×1630 | 335km-423km | 1070万円〜 |
e-tron スポーツバック | 230ps-370ps | 4900×1935(1975)×1615 | 335km-423km | 1105万円〜 |
e-tron GT | 390ps-475ps | 4990×1965×1415(1395) | 534km | 1465万円〜 |
e-tron(イートロン)がおすすめの人
ここまで、e-tron(イートロン)について解説しましたが、e-tronをおすすめしたい方は、
- 最高の電気自動車を求める方
現在、日本で販売している電気自動車で間違いなくトップクラスの性能を誇っています。
加速力、走行安定性、高級感どれをとってもトップクラスです。 - 本物志向の方
本物志向の方にもおすすめです。
ドイツ車らしい安定感はまさに本物。妥協を許さない車は一生に一度は乗ってみたいお車です。
筆者は現在BMWのF31、320dに乗っています。
この車はディーゼルエンジン車になるのですが、その完成度は高く、ディーゼルの音やうるささ、振動は、国産の類似車とは比にならないくらい完成されていると感じています。
最後に
電気自動車にはいろんな種類があります。
ですが、充電スポットの問題や、航続可能距離の問題、政府による走行税の導入が検討されていたりと、たくさんの問題があります。
たとえば、都心部等にお住まい、もしくは充電設備が完備されたお住まいで、日常的に短距離の移動が多い方には非常におすすめと言えます。
しかし、通勤やお仕事などで、遠距離を頻繁に走れられる方にはあまりおすすめできません。
使う人にも様々な事情がありますので、ぜひ、ご自身の使用環境に合わせたお車を選んでいただけると幸いです。
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